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MADE IN だいご

常陸大黒

常陸の風土が育んだ漆黒の輝き

ひと粒の重さが約2gと大粒で、光沢のある美しい黒色が特徴の「常陸大黒」。平成14年に茨城県が育成したベニバナインゲン(花豆)の新品種で、茨城県のオリジナル品種です。普通の花豆は白色か紫のまだら模様ですが、その名のとおり漆黒の輝きを持つ常陸大黒は、花豆唯一の黒一色品種です。

この黒い色はアントシアニン色素によるもので、黒大豆の約3倍もの量が含まれています。アントシアニンはポリフェノールの一種で、血液をサラサラにする効果や、老化の原因とされている活性酸素の抑制、皮膚の弾力性を保つタンパク質やみずみずしい肌を保つのに不可欠なコラーゲンを安定させる効果があると言われているほか、眼精疲労の予防や改善、および視力の維持にも効果があるとされています。

偶然から生まれた常陸大黒は、大豆や小豆に比べ、栽培や調理の扱いが難しい品種。煮豆にする際は豆を3日ほど水に浸しておく下準備が必要で、炊きすぎると皮が割れてしまうデリケートな素材ですが、苦労がある分その味わいは絶品です。

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