法然上人ゆかりの知恩院・御影堂大修理に大子漆が使われています!
2020.4.20
法然上人ゆかりの京都・知恩院
御影堂大修理に大子漆が使われています!
京都東山区にある法然上人ゆかりの浄土宗総本山・知恩院では、平成23年に法然上人800年大遠忌を迎えるに当たって国宝・御影堂の大修理を開始。その修理に、大子町産の大子漆が使われています。
御影堂は雄大なたたずまいから大殿とも呼ばれ、唐様を取り入れた和洋建築です。大修理は8年計画で、屋根瓦の全面葺き替えほか腐朽、破損箇所の取り替えと補修、構造補強などを行い、平成31年に終わる予定。(⇒令和2年4月13日に落慶を迎えました。)大子漆が使われたのは御影堂内部の須弥壇(しゅみだん・御本尊などを安置する壇)の重要部分です。創建当時のように国産漆を使用するという決まりから、透明度が高く上質で美しい艶のある大子漆が選ばれました。
写真キャプション
大子漆使用の記事が載った知恩院発行の機関紙『華頂』 2018年4月号