漆かきの飛田祐造さん名誉ある黄綬褒章を受章
2018.12.25
漆かき職人の飛田祐造さん(大子町西金)は、60年という長年に亘り漆業界発展にご尽力された功績によりこのたび名誉ある黄綬褒章を受章され、去る11月14日、東京都千代田区農林水産省にて褒章授与式、皇居「豊明殿」にて天皇皇后両陛下に拝謁を賜りました。
大子漆は国内2位の生産量を誇り、飛田さんの漆は特に質が良く多くの漆芸作家などに使用されています。漆かきは決して楽な仕事ではなく、近年では後継者不足や漆木の減少など課題もあります。今回の受章によって、大子漆の発展に弾みがつけばと関係者の期待も膨らみます。